入院中の日々のくらし(東京平日編)
お見舞いに来た人からよく受ける質問に、「入院中ってヒマでしょう?」というものがある。たいてい自分は「ヒマと言えばヒマだし、忙しいと言えば忙しいですよ」と答えるが、よく考えるとこれは答えになっていない。
そこで今日は、とある一日の生活ぶりを時系列で記して、質問の答えとしてみたい。FAQ。
おことわりとして、これはあくまで自分の調子のいいときの場合。他の病気やケガの場合はまったく違うこともあるので注意してほしい。
朝
午前中
- 10時前後に先生の朝の回診、特にこともなく問診と聴診器
- 隣のベッドのIさんから毎日読み終えた日刊スポーツをもらって読む、感謝
- 3日に1度は洗濯の日、同フロア内のランドリーコーナーへ
- 空いた時間にはノートPCのThinkpadを立ち上げてもぞもぞと
昼〜午後
午後5時
- ペタペタ、というサンダルの足音とともに同僚のKさんがお見舞いに
- 平日は毎日、会社から自転車でお見舞いに来てくれる
- 生活の句読点であり、気がねない話し相手であり、将棋の好敵手であり
- ありがたいかぎり
夕食
- 18時の夕食は、ほぼ焼き魚と総菜の和食系
- 毎食後はハミガキと薬を飲むのがお仕事
- 夕食後はまったりナイター観戦など、交流戦面白え
21時消灯
- 比較的すぐに眠りにつく
- 点滴のため、夜中に2度ほどトイレに起きる