レーザー治療成功のお知らせ

今回、光凝固で網膜裂孔が治まる確率は半々だ、と先生から言われていた。それだけに今日の検診は緊張せざるをえない。暗闇の中で先生が強めの光を目に当てて、眼底検査を行う。ややあって、部屋を明るくした先生が椅子に座り直して言った。
「無事にレーザーで治療はできてますね。もう、テレビやパソコンをしても大丈夫ですよ」
机の下でぐっとこぶしを握りしめる。良かった……。


それにしても、手術から一週間、目を使えない生活の体験は貴重であったことだ。つくづくオタ生活は、日常生活は視力に依存している。不自由を知ってはじめてわかる自由のありがたみは、入院生活で幾度となく痛感しているが、今回は特にいい経験になった。
これからは、意識的に音ネタを聞く時間を作ったり、テレビやパソコンを続けるときは休憩を取ったり、できるだけ目を大切にしよう。