今までのあらすじ

各地からの戦況報告

対策本部に入ってくる各地の戦況報告はかんばしくなかった。
前回、究極兵器(骨髄移植)で闇に葬ったはずの白血病怪獣。だが、ヤツはまだ生き残っていたのだ。残存白血病細胞から増殖・再生し、4ヶ月の時を経てまた街に上陸を果たした(再発)。
強力な化学兵器(化学療法)、究極兵器の攻撃に耐えた細胞を元にしているだけあって、ヤツは各種耐性を持ち相当にしぶとい。免疫抑制剤カット攻撃抗がん剤攻撃抗がん剤大量攻撃、ドナーリンパ球輸注攻撃、どれも劇的な効果を上げるまでにはいたらなかった(完全寛解せず)。
 ただ、なんとか活動を抑え込むことには成功したようだ。白血病怪獣は今、眠りについている(白血球の数値が低いまま)ようだ。


この状態をもって、緊急会議が対策本部で開かれた。
「ヤツにはもう、通常攻撃は効きません」
「これ以上攻撃をしかけても、街への被害(身体への悪影響)が甚大です!」
「司令、究極兵器(移植)の使用許可を!」
「しかし、今のまま使ってもうまく行く確率は……」
「もう、それしかヤツを倒す可能性はありえません」
「うぅむ、やむをえん。いつまたヤツが動き出すかわからん。攻撃は早めに行くぞ」

10月〜11月に臍帯血移植

というわけで、10月〜11月ごろに再移植を行うこととなりました。今回は臍帯血移植になります。臍帯血移植の場合、実施する日時を明かしてもかまわないので、そのあたりで随時更新みたいなことができればと考えています。
なお、上のあらすじは、ほぼノンフィクションです。