iTunesのわかりにくさ

http://bcnranking.jp/pickup/08-00004243.html
ランキングを独占したipodにあえて苦言を申し立てるBCNの記事。恣意的なタイトルの付け方と、ややかたよった内容には首を傾げる向きもあるだろうが、最近ipod nanoを買い、iTunesを使いはじめた自分にはおおむねうなずける文章だった。
巷でよく言われる「iTunesは誰にでもわかりやすくて使いやすい」という評判に自分は疑問を持っている。ipodへの転送、ライブラリと実ファイルの関係、プレイリストなどの概念は、なかなか一発で理解するのは難しいだろう。特にWindowsソフトの使用作法から見ると、異なることがかなり多い。
もちろんこれは、iTunesはだめなソフトだといっているのではない。わかりにくいけれど、使い方を理解できればいいソフトだと思う。しかしWinユーザーには幾分の敷居の高さがあるのは事実で、それの説明がクイックスタート用紙一枚というのはいさささか心許ない。
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しかしこの記事を見て、提灯だ、捏造だ、偏向だ、ソニーから金もらってるに違いない…と評価をするのはやや短絡的すぎる気がする。これを書いた記者も、ipod miniを一年間愛用していること、そして近くにnanoを買った人がいて、その話を元に記事を構成していることを記事中に述べている。批判のための批判ではない。
ランキングにレビューを付ける形式はITmediaで分かるように特に目新しいものでもないし、まして今回のような結果となれば、そこにツッコミを入れたくなる気もよく分かるのだが。