2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

のはなし

のはなし作者: 伊集院光出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/09/28メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 157回この商品を含むブログ (222件) を見る今回のお見舞いで、全然違う人から同じ本をダブって差し入れでもらったことがあった。一冊が『聖☆おにいさ…

2度目の告知――骨髄異形成症候群から白血病への移行

転院後はあわただしかった。前の病院からの紹介状はあるしカルテはある。とはいえ、新しい病院でも改めてデータは取りたいのだろう。レントゲン、心電図、CT、MRI、検尿、そして骨髄検査。なれない病院の中を行き来する数日だった。 そのあたりの結果がそろ…

イーモバイル 購入レポート

新しい病院では携帯の使用がOKということなので、イーモバイルの導入は最初から決めていた。モノはヨドバシにて購入、PCカードタイプで9800円也。年とく割・新にねん、スーパーライトデータプランだ。実は、前の病院でもこっそりPHSでも接続していたことがあ…

駅から至近 最上階角部屋

前日は実家に泊まる。ひさびさの病院以外での宿泊や食事は思った以上に新鮮で楽しかった。そして午後、転院先の病院へと車で向かう。入院も二回目ともなると、不安もあまりない。 受付でしばし待ち、看護士さんに案内された部屋は最上階の角部屋、なんと個室…

転院編その2:自宅経由・羽田発千歳行

転院日が決まってからは、お見舞いのラッシュだった。東京から札幌は遠い。これを機会に、旧友、元同僚、取引先、いろんな人が訪れてくれて本当にありがたかった。 転院当日はあわただしかった。 一ヵ月程度とはいえ、差し入れを含め荷物はそれなりの量にな…

転院編その1:東京か札幌か、あるいは自宅か親元か

東京で入院するか、地元で入院するか。地方から上京してきた者が、長期療養するときに悩ましいのがこれだ。 東京であれば、自宅にも近く、会社の友人もお見舞いに来やすい。専門の病院が多数あるのも利点だろう。一方の地元(自分の場合は札幌)の場合は、親…

入院中の日々のくらし(東京平日編)

お見舞いに来た人からよく受ける質問に、「入院中ってヒマでしょう?」というものがある。たいてい自分は「ヒマと言えばヒマだし、忙しいと言えば忙しいですよ」と答えるが、よく考えるとこれは答えになっていない。 そこで今日は、とある一日の生活ぶりを時…

K先輩のお見舞いと迫り来るなにか

今日は、大学時代のK先輩がお見舞いに来てくれた。読書家の先輩に、なにかオススメの書籍を貸してほしいと頼んでおいたところ、ミステリー、エッセイ等、揃えてくれたのはどれも好みに合いそうなものばかり。少しずつ読んでいくことにしよう。 K先輩は現在、…

読書感想文(06/12)

前回に引き続いての感想もろもろ。相変わらずメモ風です。 ENEMIGO エネミーゴ (光文社コミック業書"SIGNAL")作者: 谷口ジロー出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る …

脱毛についてのあれこれ

午前6時、カーテンからこぼれる朝陽に目を覚ます。さあ今日もバリッと行くか、とふとベッドを眺めると、枕に大量の毛髪が……。 ついに来た。これが、抗がん剤の副作用で有名な脱毛症状か。抗がん剤投与終了からしばらくたち、「もしかして自分の場合髪の毛は…

トイレにまつわる貯水量のはなし

今日のネタはシモネタゆえお食事中の方はご注意を。 というか割とどうでもいい話です。 ここの病院では、トイレで小の用を足すときは、いったんカップに尿をため、それをとある計測機器に入れる決まりになっている。その機器に個人のボタンを押して尿を入れ…

差し入れ本の感想文

いろいろ差し入れでいただいた本の感想をメモ風に。 ふだん読まないジャンルの本もいろいろとあり楽しめました。いただいたみなさんにあらためて感謝です。 人類は衰退しました (ガガガ文庫)作者: 田中ロミオ,山崎透出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/…