本日の病状とマリみて4冊
本日は発熱なし、発疹も小康状態で経過観察。
マリみて最新刊4冊を一気読みしてみることにします。一人マリみてday。ネタバレあり。
ん〜、一時はどうなることかと思ったけど、なんだかんだ言ってやっぱ面白えですな。百合ブームの火付け役だけのことはある。このライトな文体も読みやすくてありがたい。
ただあれだ、志摩子×乃梨子のイチャイチャっぷりはぜひとも拝見したいが、祐巳×瞳子のそれにはあまり興味が持てない、というか。他の姉妹にあるピッタリ感が薄い、というか。こと完璧超人ぶりが強まる祐巳には弱みなさすぎ、というか。瞳子もスキがないタイプではあるし。それとも二人っきりになったらデレっぷりがすごかったりするのだろうか。「お姉さま、あーんして」みたいな。
最近思うに、この小説って大きなストーリーを追ってくよりも、世界観とキャラで見せる、いわゆる「空気系」作品としてとらえた方がいいのかも、という気がしている。例えて言うと、Ariaやひだまりスケッチのような。
私立リリアン女学園という舞台と個性豊かなキャラの設定は完璧。あとはもういくらでも話を作れる。となると逆に、時間軸に縛られている本編はツラいんじゃないかとも思う部分もあったりして。今回も、個人的には短編集のほうが面白かった。
マリア様がみてる 28 フレームオブマインド (コバルト文庫)
マリア様がみてる 29 薔薇の花かんむり (コバルト文庫)
マリア様がみてる 30 キラキラまわる (コバルト文庫)
マリア様がみてる 31 マーガレットにリボン (コバルト文庫)