発端 ― 断続的な発熱と疲れやすさ ―

風邪にしてはずいぶんと熱が下がらなかった。
38度まで体温が上がり、さすがにこれはキツいと会社の隣の病院を訪れたのが4月23日。「風邪ですね」という診断を受け、山盛りの抗生物質と解熱剤をもらって帰宅、GWは静養に努めていた。ウイダーを流し込み、オレンジジュースを飲み、おかゆめいたものを食べ。
だが、体調は実感できるほど悪化の一途をたどり、行きたかったコミック1もふたけっともコミティアも全欠席だった。唯一、近所のゲーセンで麻雀格闘倶楽部をするぐらいが関の山だったが、それももうGW後半には苦しくなってきた。

これはさすがになにかがどうかしてるんじゃないか、そう思って自分で症状をまとめたこんなレポートを手に、もう一度件の病院を訪れた。5月7日の昼過ぎのことだった。

風邪後の症状について

  • 断続的な微熱・発熱。朝は比較的平熱でも、夕方や食事、運動後に37度程度の発熱をすることが幾度かあります。
  • 異常に疲れやすくなりました。少々歩いたり、階段を一フロア程度上がるだけで、激しい動悸・息切れが起こり、日常生活に問題が発生しています。平常時の脈拍も普段より高い感じです。
  • 胆がからみやすくなり、特に起床時など多量に出る感じです。
  • 外に出ると光がかなりまぶしいです。瞳孔の調節ができていないのでしょうか。
  • やや食欲不振です。とはいえ、まったく食べられないわけではないので、できるだけカロリー摂取を心がけています。
  • やや多飲、頻尿気味。夜半に尿で起きてしまうことも幾度かあります。
  • ゴールデンウィーク中は自宅にて療養に努めましたが、あまり変化はなく(特にすぐ疲労してしまう点について)診療をお願いした次第です。

さすがに前とは状況が違うのだろう、血液検査、レントゲン検査、血糖値検査(糖尿病の疑いもあるとのことだった)が行われた。看護婦さんの「かなり具合悪そうですよ、横になってますか?」という言葉がありがたかったのを覚えている。
診断が出るまでは若干の時間がかかる、ということでいったん帰社、夕方にまた病院を訪れることになった。